こんにちは。えいちゃんです。

今日は試験勉強とはそんな関係ないけど、この内容についてなんか自分で考えてたんで書いとこうと思います。

なんでこれについて思ったかって、今ボルチモア・オリオールズで活躍している藤浪晋太郎選手の事を、私はすごく応援していて、ネットニュースとかよく見てるんですけど、彼は今年先発ローテの一員として、前半戦をオークランド・アスレチックスという最下位球団で戦っていて、だけど先発では全く結果が出なかったんですね。

そこで、中継ぎに配置転換され、そこで成果を出し、首位のオリオールズにトレードされ、そこでもある程度活躍を続けて、ネットでも「覚醒」だのと騒がれて、先輩のダルビッシュからも成果が出ている現状を「感慨深い」と喜ばれていて、まあある種メジャーで環境を変えて成功したみたいな美談のような形で取り上げる記事が多いんですよ。

そんな中、この前別の記事で、「今でも先発が一番やりたい。野球をやってるって感じがする。けど、今求められていることをまずやることが大事と思っているので、今季は中継ぎに徹することになる。それ以降はできれば先発をやりたいなとは思います。」と言ってました。

結局、周りが応援してくれて、華々しい活躍をしているように見えたとしても、本人からしたら、先発やりたい気持ちを押し殺して、今できることに徹しているに過ぎないんだろうな、と感じました。

もう何年も先発と中継ぎを行き来して、ようやく今ある現状だから、中継ぎの方が適性があることも、周りから求められていることも重々承知でしょう。ファンは皆、活躍している藤浪選手を見たいので、クローザーとしての活躍を願うけれど、彼自身の本心はきっと変わることがない、クローザーとして極めて名声を得たところで、結局先発へのこだわりは消えない。彼は憧れはダルビッシュと言っていたので、困難な局面でも要所を締めてゲームを作る彼みたいな先発の理想像があって、結局彼の本当の夢はそこなんだろうなと思います。

「藤浪選手が大成しない理由は先発に拘るからだ」という意見、腐るほど見てきました。こういう人を見ると、すごい価値観の押し付けだなと思ってしまいます。私だったら「応援してほしいとも、大成したいとも思ってねぇわ。俺は先発がやりたいんだよ。」と思ってしまうので。でも、一ファンしては、苦悩してる藤浪選手よりも、やっぱりそれが本当の夢じゃなくても、喜んでる藤浪選手がみたい。これが周りの人の本心でしょう。

仕事もそうだと思う。周りの人は、その人の適性があるか云々よりも、その人が活き活きと仕事をしている姿が見たいんだろうなと。その人の本当の気持ちなんてわかんないですから。

それじゃあ、「やりたい仕事」を貫くことが幸せか、「できる仕事」にシフトするのが幸せか、なんですけど、それを決めるのは個人的にはその道を進んだ先を冷静に分析して決めることかなと感じています。

藤浪選手は29歳。先発として、もう一度挑戦して上手くいく未来を描いたとして、QSを数十回、二桁勝利に届くかなといったところでしょうか。クローザーとしてであれば、最高の未来を想定すれば、サンヤング賞にも手が届くレベルでしょう。(バティスタ選手が今年度のサイヤング候補でしたからね。先日のグランドスラム被弾で消滅しましたが。)

これを自分で想像した時に、それでも二桁勝利を目指すなら先発の道だし、栄冠を手にしたいなら中継ぎを極めるべきだし、そういう選択の時なんだと感じてます。

年齢の近い藤浪選手に勝手に自身を投影しているんですけど、20代後半で社会人数年やって、自分のこの先の道を考えた時に、選択肢は年齢と共にどんどん狭くなっていっていて、手広くは出来ない、私ももうこの先描ける未来は税理士しかないですが、求められるポジションが例えば黒子に徹するような仕事内容がある時に、それをどの程度受け入れられるのか。

勿論、付き合いのような仕事もあるだろうけど、そのバランスの中で自分のやる事を選択していくのがとても大切なんだと思います。まあ何よりも、その選択肢を広げるのは日々の行動なんですけど、日々どれだけ正しい行動を積み重ねていても、限界が分かっている年齢ですから、その上での選択、という話です。そういう時に、「総合的に判断する」指針として、その先を見据えることは大切だなと。

まあ、どういう選択をするにしろ、その先で成功するかどうかは分からないし、いざっていう局面が来たら、その時に集中して全力でやるだけで、その結果は運の要素も多かったりする。あと、到達するところがめっちゃ頑張って3500mの山の場合、日々8割とかで生きて、写真とか取りながら3000mまで登るののどっちが満足か、とかね。選択の中にそういうどれだけ頑張るか、みたいなところもあると思う。もっと力を出そうとすれば出せるかもしれないけど、それで本当にそれだけになってしまうと悲しいよね。まあそれもバランスかな。

だらだら書いてしまったけど、まとめると、2つ。

周りの人は自分の意向とか目標とかよりも、自分が活き活きしてる姿を見たいってこと。

岐路に立った時、これからの伸びしろと将来の到達地点がだんだん見えてくる。最終到達地点を見据えて総合的に判断することがが大切になってくるんじゃないかってこと。

あんまこれ以上考えると沼っちゃいそうなんでこの辺で。

それではまた。

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管理人えいちゃん

管理人のえいちゃんです。税理士事務所で働きながら資格勉強に励んでいます。税理士試験はもちろん、資格試験や受験勉強を頑張る方が「一緒に頑張ろう」と思えるようなブログ作りを意識しています。

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